「"何も無かった"かのように治したかった。」
レポートNo.76

安達友子(39才)
●筋腫?それにしては自覚症状が…
おなかにシコリがあると感じたのは2年前でした。筋腫かな?と思いましたが生理痛や月経過多という自覚症状が全く無く、当時通っていたヨガ教室の、おばさま達に相談しても、「子宮筋腫があるんだったら、生理痛がひどくて、出血が多くなるはずよ。そんな痛みもなくて、きちんきちんと来るなら筋腫なんかあるわけないわよ〜。単なる中年太りの始まりじゃないの?」と言われる始末・・・ 

それでも、仕事が忙しくて疲れたりするとお腹は張るような感じがするし、不安はあったのですが、もし筋腫があったとしても自覚症状がなければ、放っておいても大丈夫。と本にも書いてあったので、そのままの状態で月日を過ごしてしまいました。(以前、おなかの調子が悪い時に内科の診察を受けて、内視鏡で腸内を検査しました。その際には「腸に婦人科がちょっと出っ張っている」と言われましたが、今思えば、それは筋腫だったのだろう、と思えます。)

そのうちどんどんお腹のでっぱりが左側に偏って大きくなり、お風呂に入った時など、水圧でそれがはっきり分かるようになりました。「これは中年太りなんかじゃない!」と思い、前年(1999年)6月、一度行ったことがあるレディースクリニックで診察を受けました。エコーで筋腫らしき影を発見し、「10センチほどの大きさです。ここでは手術できないので、手術できる病院を紹介します。」と言われました。(でも、ここで前にかかった時も同様の検査を受けたのですが、その時、なぜ見つけてくれなかったのでしょう?)


●何も無かったかのように治したい
私はフリーで仕事をしています。以前、あるお医者さんの本の制作に携わった時に奥様が筋腫で苦労した方だったことを思い出し、その方に相談にのっていただいたところ、なんと甥御さんが産婦人科医で近所の日赤にいらっしゃることがわかりました。

実際に診察していただく前に、電話で色々と相談したところ、その先生は東大の大学院に在学中で、週に一度だけ日赤にいらしていると言うこと。それ程の大きさだったら、やはり手術した方がよいだろう、しかし、その先生は執刀できないので、実際の手術は上司にお願いすることになる。でも、日赤の先生はみんな仕事仲間で仲がいいから心配しなくても大丈夫。実際、診察したとき、詳しいお話をしたいと思うので、ゆっくりお話ができるようと病院が混まない日に来院するように。とまで言ってくださいました。

実際、エコーの検査の結果、10cmのものがひとつあるのではなく、7cm位のものが2個とその間に挟まれて4cm位のものもあることがわかりました。 ただ、私の場合、子宮の外側できるタイプの筋腫なので、自覚症状は出にくいということもわかりました。よく本にはある程度の大きさ以上の筋腫は全摘していまうと、書いてあったことを述べたところ「そんな、子宮を取ってしまうなんてとんでも無い!今はよっぽどのことがないかぎり全摘なんてしませんよ。でも、筋腫が大きくなると周りの臓器に負担をかけるので4cm以上のものがある方には手術を勧めるようにしています。」とおっしゃいました。


●「完全な」手術法を探して
でも、いろいろ調べていくうちに核手術は再発の心配もあり、輸血も必要で、全摘出よりリスクが大きいということがわかりました。

よく本には全摘しても卵巣が残れば大丈夫、とあるが、必ずしもそうでもない。ということもわかり、この先生が核出の方向で診てくださっても、執刀なさる先生の判断で全摘になる可能性もあります。それに私の仕事は普通の会社員と違い、かなりハードです。それだけの体力を回復するのに、2週間の入院、2週間の自宅療養でもとに戻れるのだろうか?万が一、全摘した後、後遺症が出て働けなくなったりしたらどうしよう・・・今、これといった自覚症状がないのに、手術をすることによって、具合が悪くなったらいやだ!今以上の健康な体にならなければ、手術を受ける意味はない!なんとか何も無かったような顔をして筋腫を葬り去ってしまう方法はないか?と思い探したところ、広尾クリニックのHPを見つけました。

その内容を見て、これはすごく理想的な治療法だ!と思い、保険が利かないということも気になりましたが、まず、自分の目でどんな病院か見て、先生に診てもらい、費用も自分が払える金額じゃなかったら諦めよう。と思いつつ、すぐ電話で予約を入れました。(実際、もうこの時、本心ではもう斎藤先生に手術してもらおう。と決心していたような気がしますが・・・)

「こんなに大きくて何も感じないなんて、あなた鈍感な人ですね」「今、何もなくても今に大出血しますよ」という、斎藤先生はHPに書かれているようなやさしい感じの先生というより、こわい感じがしましたが、「大丈夫、もとに戻せます。」と自信を持って答えられる。とにかくこの先生に任せさえすれば大丈夫だ!と思う気持ちの方が強かったです。

費用の方も事務長さんから、「国の健康保険は使えませんが、民間の保険は使えます。」「先生は慣れていますから、今までみなさん全額降りてますよ」という言葉に(幸い、私は女性特約のついた保険に入っていたので)全費用まかなえるものと思いこみ、喜びいさんで予約してしまいました。

後になって、自分が入ってる保険じゃ全然足りないとわかったのですが、健康でさえいられれば、お金は働けばなんとかなる!と思いました。

そのことを日赤の先生の告げると心よく承諾してくださり、それどころか、手術までの期間が半年もあるということを心配してくださって、それまでの間、心配だから何もなくても3ヶ月に一度は検診に来るように(もちろん、何か異常があったらすぐ来るように)と、術前の検診をして、紹介状を広尾クリニックに書いてくださるとまで、言ってくださいました。この先生のおかげで、私は手術まで安心していられたように思います。

手術の日を待ってる間はほかの方達と同じよう、「あぁ、今回の生理は無事だった。あと○回、何事も起きないように」と祈るような思いで指折り数えて待っていました。

手術のことは一部の友人に話しただけで、家族にも手術費のことは内緒で、秘密裏にしてきたのですが、一人で入院することを知った友人ご夫婦が、ある日突然、「うちには車もあるし、(奥さんは)昼間、時間がありますので、入院も退院もできるだけ面倒みさせてください。くれぐれも術後、一人で電車に乗って帰るなんて考えないように」と申し出てくださり、そのご厚意に甘えさせていただくことにしました。


●そして入院・手術
かくて待ちに待った手術の当日、前夜飲んだ下剤のせいで、途中の駅で2度(品川と川崎)ばかりトイレ休憩をとり、ようやく広尾クリニックにたどりつきました。

この日、手術を受けるのは3人で私は3番目とのこと。術前の処置をしていただき、ひたすら自分の順番を待ってる間、とても長く感じられました。でも、5時くらいから・・・と言われていたにかかわらず、前の二人が早めに終わったとかで3時くらいに呼んでいただけました。

手術台のベッドに上がって、麻酔を打っていただいても、すごく緊張してるのがわかります。「体に力を入れない方がいいんですよね」と言うと「もう、麻酔が効いてるから、力を入れてるつもりでも入ってないよ」と斎藤先生に笑われてしまいました。いよいよ手術開始です。手術中はずっと意識があって、ちょっとでも痛みを感じると麻酔科の先生に麻酔を追加していただいていましたが、緊張してるせいか、耳元で鳴ってるはずの音楽もちっとも聞こえませんでした。

手術が終わって部屋に戻ると時計がちょうど5時55分でした。看護婦さんが「ゴー!ゴー!ゴー!ですね。」と言ってくださって、わざわざ実家の親のところに電話をしてくださいました。でも、手術台から降りてから、痛みがけっこう辛かったので「あの〜、麻酔ってまだきいてるんですよね?けっこう痛いんですけど・・・」と言うと「うちはモルヒネは使いませんので、全く痛みがなくなるということはありません。すこしくらいの痛みは我慢してください。」と言われてしまいました。

おまけにお腹の中の腸が時々、ビクン!ビクン!と動きだすのです。そのたびに傷痕も痛みます。その夜は痛みに耐えながら、まんじりともせず、ラジオをつけっぱなしで、ラジオの音楽に気を紛らわせながら一夜をすごしました。(今後、入院なさる方は是非、お気に入りのCDをお持ちすることをお勧めします。テレビは起きあがれないと見れませんが、ラジオやCDはリモコン操作で自由に聞けますから。)

でも、翌日は私が一番に立って歩き始めました。1階の受付のところまで、歩いていくと斎藤先生がいらっしゃって「えらい。えらい。」と誉めてくださいました。しかし、その帰りに貧血を起こしてしまい、あわてて看護婦さんが持ってきてくださった椅子に座り込む始末。術後の検査でなんと私のヘモグロビン値は6.6しかありませんでした。術前でさえ9しかなく、斎藤先生に「血が薄いから途中で輸血するかも知れませんよ。」と言われていたくらいですから、もし、これが通常の手術だったら、自己輸血なんて絶対不可能だったことでしょう。何も自覚症状がないと思っていたけど、貧血があるということは、出血が多かったから・・・ということも指摘されました。

そして、夕方、待ちに待った夕食です。最初はスープ、ジュースなど水分だけです。それもゆっくり流し込むようにしないと、ちょっとでもお腹に入るとお腹がキューンと締め付けるように痛んだり、ゴロゴロいったりします。おかげで、私はその晩のうちにガスより先に便が出ました。

食べる度に腸が移動して痛みが出るのは入院中ずっとで、いつも食事に1時間位かけてゆっくり、しかもトイレに行きながら、という有様でした。この時も個室でトイレが近いのがとても有り難く思いました。「安達さんのお腹の中は、筋腫と筋腫の間を腸がぬうような感じで、かわいそうだったわよ。先生が『よく便秘しないなぁ』って関心なさってたくらい。きっと邪魔者がいなくなって腸が喜んでるのよ。お腹が動くのは癒着がおきにくくなるから、いいことなのよ。」と看護婦さんに励まされました。

おかげさまで、退院する時、便秘した時のためにと渡された下剤も服用することがありませんでした。でも、退院するまでこの腸の移動する痛み(?)は続き、お腹に力が入れない分、背中や腰に力が入るのか変なところが凝ってしまい、傷痕が痛いのか、お腹が痛いのか、背中、腰が凝って痛いのかいろんな痛みがこごっちゃになってしまいました。 それでも、無事、友人が迎えに着てくれた車にのって天気のいい土曜日、ドライブがてらの退院となりました。

あぁ、これで、もう安心。と思っていたのですが、私の場合、その後の方が大変だったのです。


●術後は着物で
友達の車に迎えに来てもらい、無事退院。そうそう、この友人はインターネットの着物関係のサイトで知り合った方です。私に着物で退院できるようにとわざわざ着物を持ってきてくれました。広尾クリニックで着物姿で退院する人は二人目とかで、前の方はわざわざ近くの美容院に行って着つけてもらってきたそうですが、私は自力で着ることができました。着物だと帯が腰を支えてくれるので、腰痛気味だった私はかえって楽でした。

退院してからも、私は何でも一人でやらなければいけません。買い物に出たりするとき、お腹のあたりが人にちょっとぶつかられただけで、傷痕が痛みます。でも、着物だと周りの人が着物を汚したら大変と思うらしく、気をつけてくれるので、得。年末、東京ミレナリオを見に出かけたのですが、着物のおかげで、あのすごい人混みの中を歩いても平気で、術後1ヶ月にならないとは思えないくらい元気でした。


●薬疹の後お肌がすべすべに!
退院するとき、傷痕の消毒の仕方を看護婦さんから教わり、さらに化膿止めなどの何種類かのお薬2週間分と、私は貧血があったので鉄剤59日分をいただきました。普段はめったに薬等飲まないのですが、何かあっては大変だと思いまじめに服用してたところ、2週間分のお薬が無くなる頃に、肌にポチポツと赤い湿疹のようなものが出来て、あちこちが痒くなってきました。飲み終わった頃にはそれが首筋や手のひら、足の甲、顔にも全身に広まってしまい、あわてて広尾クリニックに電話したところ、斎藤先生から「薬疹ですから、薬を止めて1週間ぐらいすれば治ります。心配だったら皮膚科に行ってもいいですよ。」とのこと。でも、もう薬はいやだ!と思い、放っていたら、3日くらいでよくなりました。

入浴許可の下りた術後1ヶ月後に、近所にできた温泉に友達と行ってきました。(本当は銭湯、プール等は6ヶ月後だったそうなのですが・・・)そうしたら、いつもの冬なら肌がカサカサに乾燥する頃なのにスベスベになり、術後初の美容院に行った時、鏡に映る私の顔を見た美容師さんから、「お肌スベスベですね。光ってますよ。何かいい化粧品でもお使いですか?」と聞かれたくらいです。

斎藤先生にそのことを話すと「筋腫が無くなって正常な子宮に戻るとホルモンのバランスが整って、肌も自然にきれいになりますよ。逆に子宮を取ってしまうと一気に老け込む。」と説明して下さいました。そして、「女性が女性らしく生きるため、いや、それ以前に人間らしく生きるためにも子宮は取ってはいけない。」ということも。

そして、術後の生理があまりにも量が少なくて、もともと生理痛などほとんど無かった私は物足りないくらいで「先生、私、なんかもう、あがっちゃうんじゃないか?って心配なくらい量が少なくなっちゃったんですけど・・・」と打ち明けたところ、「正常な生理は4日間で40ccとか20ccと言われているんだよ。それ以上はすべて不正出血なんだ。そもそも貧血があったってことは、出血量が多すぎたってことなんだよ。だから、正常な生理ならナイト用のナプキンなんていらないはず。よく生理用品のコマーシャルで『多い日も安心』ってやってるけど、それだけ不正出血の人が多いってことなんどろうねぇ。」ということを話して下さいました。

そう言えば、私はいつも5〜6日で終わってはいたのですが、2日目の多い日だけは、タンポンとナプキン併用でも、夜などはもれてしまうくらいでした。タンポンも体によくないから止めた方がいい、とおっしゃってましたが、今はもう不要です。はっきり言って2日目でも軽い日用の小さいので足りるくらいです。


●傷痕の痛みは広尾にまた入院したい病?
術後は、とにかく誰も看病してくれる人がいないので無理しないよう心がけてきたのですが、あまりにも順調に回復していたので、1月半ばから仕事も開始しました。ところが2月に入ると、かなりハードな状況になってしまいました。そうしたら、時々、傷痕にヒリヒリと痛みが出てきて、3月の末に斎藤先生に診ていただいたのですが、特に異常はないということで、広尾での手術後、2日で病院を飛び出して仕事に復帰した強者の患者さんの話をしてくださいました。(詳しいお話は機会があったら斎藤先生にお聞き下さいね)

看護婦さんも「家でのんびり休養できる主婦のような人より、仕事を持ってる方の方が治りが早いようですよ。」と話してくださいましたが、不思議なことに私の傷痕の痛みは広尾MCに行ってる間は出ないのですが、帰ったとたんにまた痛みだすのです。これは「また広尾に入院して、のんびり過ごしたい!」という願望から「広尾シック」になってしまったということなのでしょうか?

それからもたびたび傷痕は痛み、ひどいときはお腹を抱えてうずくまるくらいに・・・それがなかなか良くならないので、忙しさにかまけ後回しにしていた術後の検査を、思い切って受けてみました。傷痕の痛みのことも斎藤先生にお話して診ていただいき、「手術をするときはお腹を切る際、神経もみんな切っているのだから、そう簡単に元通りにはならない。」ということをお聞きした後、不思議なことにあんなに毎日痛んだ傷痕の痛みが治まったのです。

血液検査の結果は徹夜明けの状態で行ったにもかかわらず、ヘモグロビン値が13.5まで回復していました。先日、ようやく母親に手術の記録のアルバムを見せることが出来たのですが、私が良くなったことはもとより、その丁寧な記録を見て「こんな病院があるなんて!」とビックリしていました。


●まわりに婦人病の人が次々と・・・
こんな風に私は自分でインターネットで広尾MCを見つけ、手術を受け、子宮筋腫を克服したのですが、人づてで、私がすごくいい病院を見つけたと聞いた人が次々と現れ、何人もの人にこのHPを紹介しました。その中には他の体験談に書かれている方達と同じように、どこの病院に行っても「全摘」を宣言され、広尾を最後の頼みの綱として、現在、手術を待っている人もおります。

子宮筋腫や卵巣脳種、腺筋症などの婦人病に悩んでいる女の人がこんなにいるなんて!私は自分が良くなりさえすればいい、と思っていたのですが、そうは言っていられなくなり、婦人病の先進医療の講演会に行ったりして情報収集につとめました。私を診てくださっていた日赤の先生のように、今はできるだけ子宮温存の方向へと、患者とのインフォームドコンセントを大切にと変わって来ていることが分かったのですが、私が調べた限り、どんな治療法も限界があるのです。斎藤先生のような手術を行ってくださるところはありませんでした。

また子宮筋腫に関する新刊本も目を通しているのですが、最近見つけた本に「レーザー手術などでこれは自分にしかできない手術だなどと言って売り込む医師は避けましょう。子宮筋腫の手術は特定の医師にしかできないような種類の手術ではありません。インターネットで集めた情報は慎重に。」と、暗に広尾MCのことを指摘しているような本も見つけました。

ではなぜ、他の医師は斎藤先生のような手術ができないのでしょうか?先に書いたように、家族に代わって私の入退院を手伝ってくださった友人も、インターネットで知り合った人達です。確かにインターンネットを使って悪いことを行っている人がいることは否定しません。しかし、善悪の判断をするためにも、まず行動してみることが大切なのではないでしょうか?

最後に、正直言って私はひどい自覚症状が無かったため、体調や術前の方が良かったかも、と感じます。でも、あのまま放っておいたらどうなっていたか? いわゆる「普通の手術」を受けていたら、どうだったか? 偶然、私の1ヶ月前に子宮筋腫で全摘手術を受けた友人がいます。私の術後1ヶ月は、彼女の2ヶ月後より、ずっと回復していました。

その後も、私はすぐ仕事に復帰できたのに、その人はずっと仕事をセーブしないと体がもたないようです。その人は「もっとよく調べてから手術を受ければよかった・・。でも私にはそんな手術費は払えなかった・・。」と嘆きます。 斎藤先生の技術が「特定の医師の特別な手術」でなくなる日が来ることを、願ってやみません。

体験談をいくら読んでも、不安に思うこと・もっと知りたいことは山ほどあるかと思います。
医学的なことや治療については、医師ではないのでお答えできませんが、自分が体験したことだったらお伝えできます。
メールにて こちらまでtom_mo@mac.comお問い合わせください。
術前(pre-ope)
のMRI
術後(post-ope)
のMRI
術前のMRI1 術後のMRI1

摘出物
摘出物


術 前(pre ope) 術 後(post ope)
赤血球(RBC)379427
血色素(Hb)(g/dl)9.113.5
ヘマトクリット(Ht)30.041.8
CA-12514.1-


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